- 知って得するお話
フルカラー3Dプリンターの仕組み、制作の流れ
どもども、最近会社の近くの「ボン田中」というカレー屋さんの八年カレー激辛にはまっている「僕、田中」です。
。。。。
。。。。。。。。。。ヒヤっとしましたね。
昨日ラジオ番組で3D関係のお話しをさせて頂いたのですが、やはりまだまだ皆さん「3Dプリンターって?」や「聞いた事はあるが…」といった感じで、実際どういう仕組みなのかは、ご存知ない方が多いようです。
そこで、シュリンクのフルカラー3Dプリンターの写真をパシャパシャとついさっき撮影しましたので、ご覧ください。
家庭用3Dプリンターの造形法とは違って、粉末固着積層造形というものですがとっても簡単にご説明いたしますね。
これが、シュリンクの3Dプリンター 3DSystemsという会社のマシンです。
造形エリアの画像が↑こちら
銀の部分が造形ベッドと言って上下に動きます。(写真は一番上に来ている状態)
この銀造形ベッドに非常に細かい石膏のパウダーを薄~く(0.1mm)ひいていきます。
綺麗に平らにパウダーがひかれました。
さて、こちらはパソコン上の3Dモデル
プリンターで出力してみます。
造形途中はこんな感じ、造形時間がかかるのでなるべく高さを出さないように寝かせた状態でプリントします。
造形中は接着液のようなもので固めつつ、インクジェットプリンターの要領で色を付けていきます。
造形ベッドは石膏パウダーを1回ひく(0.1mm分)と1段下がります(0.1mm)。ですので、完成品はパウダーの中に埋まった状態で作業が終了します。
↑こちらはインクヘッド部分
中を開けてみましょう。
紙のプリンターと同じ様にCMYKのインクヘッドが入ってますね。
完成! といっても、まっさらな状態で、よく分かりません。
いざ、発掘w
バキュームでパウダーを吸い込んでます、こちらの吸い込んだパウダーは再利用できます。
粉まみれのモデルがでてきました。
エアブローで、よーく粉を落として
仕上げのボンド液を浸けると、あら不思議、きれいに色が出ます。
この作業ですが、化学反応で造形物が熱くなります。スタッフもよく「あちっ!あちーー!!」なんて言ってます( *´艸`)
以上がshrinkの3Dプリンターの簡単な制作の流れになります。少しだけでもイメージわきましたか?
来月6月15日の一周年イベントでも3Dプリンターをじっくり見ることができますので、どうぞお気軽にご参加下さい。