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データ持ち込みで格安3Dプリント

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※ブログ内の金額は記載時のもので現在とは変動している可能性がございます

こんにちはfukuoka tanakaです。

「3Dプリントサービスを利用してみたいんだが、とにもかくにも安く出力してもらえるshopはないのか?」

とお考えの皆様に朗報です! 福岡に3Dプリントスタジオ「shrink」がございますw

はっきり言います!出力料金業界TOPクラスの低価格でサービスをご提供致しております。

そして今回はその中でもさらに格安で3Dプリントする方法をご紹介。

その方法とは…

①【3Dデータの持ち込み】
②【モデル形状の工夫】
③【パーソナル(家庭用)3Dプリンターを使う】

以上3つを利用することです。

―― その前に価格に関する疑問にお答え致します ――

Q. どうして安いと言い切れるの?

A. 定期的な価格調査を行っています。

Q. どうして安くできるの?

A. 東京・大阪のような都会ではなく地方に店舗をかまえ、広告費などをほとんど使用しておりません。その分商品価格にて還元しております。弊社は主にクチコミでお客様に知って頂いております。

Q. 安いと品質に不安が…

A. 西日本で初の3Dフィギュアサービスの店舗として確かな経験がありますので、品質には絶対の自信があります。また店舗を構えておりますので、ご来店可能なお客様は実際にサンプルを見てのご判断が可能です。

 

 

①【3Dデータの持ち込み】

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弊社の3Dプリンターで造形したフィギュアの販売ですが、15cmで4万円になります。実はこの価格の内、データ制作費って何%くらいだと思いますか?ここだけの話(もろにネット上で言ってますが)50%以上が3Dデータ制作費なんです。つまりデータを持ち込めばその50%以上の価格を抑えることができるんです。店頭に直接持ち込んいただいても、メールで送っていただいても結構です。すぐにお見積り致します。

でもデータがないもん

現在は無料の優秀な3Dモデリングソフトが沢山あります。中でもPCで制作するなら「123D Design」「Fusion 360」、スマホやタブレットなら「Sunny 3D」なんかは非常にお勧めです。

でもデータ作るのも面倒だもん

3Dスキャナーを使いましょう!「sense」いう3Dスキャナーは50,000円ほどで購入可能で遊び程度なら十分な性能です。また「i sense」というipadに直接繋げて使える便利なタイプもあります。こちらは70,000円ほどで、近々iphone6/6plusにも対応した商品が販売されるそうです(499ドル)。

でもお金ないもん

駄々っ子か!! 「シンギバース」というサイトではアカウント登録なしで沢山の無料3Dデータのダウンロードが可能です。但し、著作権などの問題がありますので「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」などをよく確認して使用しましょう!※「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」の詳しい説明はコチラ

 

②【モデル形状の工夫】

モデル形状の工夫とは主に3つあります。

❶中抜き
❷高さ(厚み)
❸サポート材の有無

❶中抜きとは、モデルの形状において中身を空洞に作ることです、単純に材料費が安くなります。

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上図のパプリカは底面に穴を開けて材料の石膏パウダーを取り出したものです。

❷高さ(厚み)を低く(薄く)することでのメリットは2つあります。1つは造形機の稼働時間を短くすることができるためにコストダウンが見込めること。もう1つはネット注文の際に有効なのですが、高さ2cm未満でモデリングすることで送料を抑えるというものです。2cm未満であればメール便やDM便というものを使えるため、大幅なコストダウンに繋がります。(shrinkでは)

❸最後に出力するモデルをサポート材が無くても出力可能な形状にする事です。主にFDM方式や光造形の3Dプリンターで有効になります。例えば円柱型やピラミッド型のモデルはサポート材を必要としません。なるべくサポート材にかかる材料費を軽減しましょう。サポート材について詳しく説明すると長くなってしまいますので割愛させていただきます。

 

③【パーソナル(家庭用)3Dプリンターを使う】

業務用3Dプリンターと比べると破格の材料費で3Dプリントが可能になります。弊社では「Trino」というマシーンで造形しております。破格って幾らくらいなんでしょうか?実際に弊社では
ABS素材 1g = 18円
で造形をしております。では弊社サンプルとその価格を見てみましょう♪

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こちらの4つのモデルの価格を計算してみます。マウスと比較してサイズ感はこんな感じ。
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でっかいやつからいきましょう。ちなみにこれは↓ペン立てです。
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55g×18円=990円 14cmほど高さのあるこのモデルも1,000円でおつりがきました。

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31g×18円=558円 昼マックぐらいでしょうか。

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7g×18円=126円 缶コーヒーより安いです。

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1g×18円=18円 。。。。。 安っ! 週に1個作っても年間936円!!! 1,000円いきません!

(※但しこちらは、ご来店頂いたお客様ご自身によるセルフプリントの価格になります。)

 

まとめ

わたくし的な見解ですが、おススメは無料のソフトを使い3Dデータ制作にチャレンジしてみるというものです。慣れてきたところで、形状を工夫して中抜き構造にしてみたり、サポート材がなるべく要らない形状を考えたりしてみるのがいいと思います。そして簡単な物でもいいので、自分でモデリングしたデータが実物の立体として出来上がる楽しさを是非味わってみて下さい。楽しいですよ~ほんとに(*´ω`)

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