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CM小道具でも3Dプリンターが活躍!

こんにちはfukuoka tanakaです。今日の福岡はなんと雪が積もりました。こんな寒い日は家で「焼酎のお湯割り」で決まりです。九州男児たるものウーロン割りなどは絶対にダメです。聞いただけで、口から替え玉が出ますよ、ほんと。

そんな焼酎の銘柄で「黒伊佐錦」という物があります。芋焼酎の中でもとても飲みやすく、味わい深い一品です。

その「黒伊佐錦」ですが、昨年30周年を迎え、記念CMが制作されました。
実はその記念CMの1コマにshrinkが制作したインパクト大の小道具が登場するんです。それがこちら。

皆さんshrinkが手掛けたモノを見つける事ができましたか?

静止画でご紹介

これです(笑)

髪型が違うので少し分かりづらいかもしれませんが、華丸大吉の華丸さんを写真から3Dモデリングしてフルカラー3Dプリントしたものなんです。

 

こちらが3Dデータ制作の様子 「3D-COAT」というソフトで制作しました。
shrinkでは常時5種類ほどの3Dデータ編集ソフトを目的に応じて使い分けます。何でも使える編集ソフトというのは存在しないので、それぞれのソフトが得意な編集内容に応じて使うイメージです。時にはソフト間を行ったり来たりなんてことも。

徐々に形状を近づけていきます。今回はカツラを被せる必要があったのでカツラのサイズにも気を付けながらの作業になります。

大きなモデルを3Dプリントするには、高いコストがかかるため失敗は許されません。「色見本」などを事前に出力して編集画面上の色と最終製品の色を合わせていきます。

こちらが完成モデル。はい、これ気持ち悪い(笑)

コストを抑えるために頭の中を「空っぽ」にしています。…言い方に問題がありますね、中空形状にしてます。
それでも造形には10時間ほどかかります。

じつはshrinkではこのような小道具を制作した実績が数回ありまして、以前はテレビ朝日の某有名ドラマのスペシャルで使用していただきました。今後も3D技術で多くの作品に関わることができれば大変うれしく思います!

焼酎の話をしていたら、夕飯が待ち遠しくなってきました~。今日はおでんかなぁ… ではまた。

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