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3Dプリンターの価格が低下 買うべき人と待つべき人

ご無沙汰しております、fukuoka tanaka でございます。会社の引っ越しでバタつき、しばらくブログに手をつけておりませんでした。久しぶりの今回のお題は、3Dプリント初心者の方々におくる

「3Dプリンターを買う」べきか?もしくは「待つべき」か?

です!弊社で販売している「AFINIA H-800」も9月1日から30万円をきる価格に改定になりました。
パーソナルのプリンターは数万円代から買えるものも続々と登場している中、3Dプリンターを買おうかどうしようか悩まれている方への判断材料になれば幸いです。あくまで、個人の意見ですのでご了承下さいね。

初心者ではないベテラン勢の皆さんはいろいろとご意見あると思いますがお手柔らかにお願いします( ̄д ̄)

ではさっそく!私が考える、買うべき人と待つべき人を決める要素はこの3つになります!

①3Dプリントに使える3Dデータがつくれるか

②買いたい3Dプリンターの実物と出力物を見た(触った)ことがある

③買いたい3Dプリンターの造形方式がFDMである

はい、これで決まりね。もう悩まないよ。

 

では説明します。

①3Dプリントに使える3Dデータがつくれるか

これは、もし3Dデータを自分でつくることができなければ、どこかの誰かが作ったデータを出力するしかありません。これでは3Dプリンターの最大の魅力である「オンリーワンアイテム」の出力に繋がらず、既製品を買うのと大して変わりませんね。ですので、必ず3Dデータ制作をしっかり学んで、ある程度好きなものが作れるようになってプリンターの購入を検討しましょう。プリンターを買った後で、「3Dデータを作るの意外に大変っ!」と断念してしまうのが最悪なケースです。

②買いたい3Dプリンターの実物と出力物を見た(触った)ことがある

これは、ネットなどでのメーカーの売り文句だけを鵜呑みにしてはだめだという事です。実物を見てみないと分からないことに次のようなことがあります。
【サイズ感】【熱】【音】【仕上がり】等

●数字で考えていたサイズよりもデカくて机にのらない・・・
●本体がすごく熱をもつので置く場所をえらぶ・・・
●造形音がうるさい・・・
●0.1mmピッチで造形しているのに積層が目立つ・・・
●サポート材が取れにく過ぎ・・・

などなどは、あるあるです。特に出力物の確認はマストでしょう。しかも可能であれば、自身の持ち込みデータで出力したものを確認することをお勧めします。基本的にメーカーの出力サンプルは綺麗に仕上がったモデルしかお客さんに見せませんから。

買いたい3Dプリンターの造形方式がFDMである

最後にこちらはFDM〈熱溶解積層造形方式〉の3Dプリンターを使いたいのであれば購入しても損はないと思います。それ以外の造形方式を購入希望だと。。。実はこれからまだまだ大幅な値下がりや、金額は同じでもスペックの格段に高いものが出てきそうな予感

というのもFDMの特許切れは2009年、SLA・SLSの特許切れは2014年と5年ほどの開きがあります。
つまりFDMは成熟期に近いものがあるが、SLA・SLSはまだまだこれから有能なベンチャー企業がより良い製品を生み出す可能性が高いのです。

・・・たぶん(笑)

 

まとめ

①~③全部YESで即買っちゃえ。

っていうか最後は自分で判断して下さい。