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産業用VR試作品検証ツール「IC.IDO」を体験してきました!

日本イーエスアイ株式会社様のご好意により「IC.IDO」という産業用VR(バーチャルリアリティ)試作品検証ツールを体験できる機会がありました。「IC.IDO」というのはCADから取り込んだデータを、ユーザーがまるで実物を目の前にしたかのように、掴んで動かすことのできるツールです。このツールの凄いところは3Dデータに実物と同じような物理特性を持たせることで、ケーブルや物体の挙動と干渉をVR上で体験することができます!
VR用のハードウェアは今回「VIVE」というVRデバイスを採用されていました。これは市販もされているVRデバイスで福岡ではツクモ福岡店さんでも取り扱っており実際にVRの世界を体験できます。また、別のVRデバイス(Oculus Rift等)でも使うことができるそうです。
いよいよ「Vine」を装着して「IC.IDO」の世界を体感してみます。
目の前にCADで製作された自動車の精密な3Dデータが実物大で現れました。
あまりにCAD(本物の車のCADデータ)が精巧に出来ているので思わず「すごい!すごいですね!」と感嘆が口から思わずでるほど驚いてしまいました!
物体の挙動と干渉をVR上で再現できるとはどういうことかと説明しますと、カーナビを掴んで取り出すときにケーブルがつながっていたり、他の部品と干渉したりすると警告して教えてくれます。
カーナビの色が青になっている時はカーナビが何も干渉しておらず取り外し可能な状態です。
ところがカーナビが何かに干渉していたり、ケーブルがつながっていて取り外しができない状態であるときはオレンジ色で表示されます。
色が青になっている場合はカーナビが取り外し可能な状態です。
日本イーエスアイ株式会社様のサイトで動画も見ることが出来ますので、そちらも載せておきます。

子供の頃はSFの世界の出来事だったことが次々と現実になっていくのを目の当たりにすると本当にわくわくしますね。福岡ではVRを体験できるセミナーも増えてきているので今後も紹介していきたいと思います。