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手書きイラストをオーナメントにしてみた
こんにちは!口内炎のストレスで口内炎をつくる女ことスタッフOです!
先日このshrinkブログの「描いた絵を3Dプリントしてクリスマスオーナメント作成」の記事を
読み返しているときにあることを思いつきました。
※読んだことのない方は先に↑記事を読んでみてくださいね!
イベントで使っているipadの3Dモデリングアプリには一筆書きで絵を仕上げなくてはいけないという
地味にきつすぎるルールがあります。
手を離して続きを描こうとすると直前まで描いていた絵が消え去ってしまうという鬼仕様なのです…
この厳しい縛りに癇癪をおこすお子さんや「もういい。ママ描いて。」と絵を描くことを放棄するお子さんが
稀にいらっしゃるんです。
普段画用紙やノートにお絵かきをしているお子さんたちには、ipadを使って絵を描くってちょっと難しいのかもしれませんね。大人でもなかなか骨が折れる作業ですもの。
みんなに楽しんでもらいたくてやっているイベントなのにストレスを与えてしまっては元も子もない…!とイベントの度にいたたまれない気持ちになります。
ちなみに紙に描いたイラストをオーナメントにできるアプリはすでに世の中にあるのですが、3Dプリントできるプリンターが限られています。残念ながらshrinkが持っている3Dプリンターには対応していないのです…。
…と言うことで前置きが長くなりましたが今回はipadを使わずに「紙に描いたイラストをオーナメントにできればみんなに楽しんでもらえるのでは?」と思ったスタッフOが試行錯誤した記録です。
①まず紙にイラストを描きます。
サインペンで描いた椿の花とボールペンで描いたニワトリとヒヨコです。
比較のために2種類のペンで描きました。
紙に描いているので当然何度手を離して大丈夫ですし、ipadアプリよりも細かい書き込みができます。
②パソコンに取り込むために画像データ化します。
スキャナーで取り込むのが精度的にも良いのですが、イベントは屋外で行うこともあるので
場所を選ばずデータ化できるデジカメで撮影をしてイラストを取り込みました。
③画像作成ソフトでデータを変換します。
3Dモデリングソフトに取り込んだ際に劣化しないデータに変換しました。
手描きでぼやっとしていたところが補正されます。
④3Dモデリングソフトに取り込み、厚みをつけます。
今回は3mmほど厚みをつけました。
⑤3Dプリンターで出力
うーん。いまひとつって感じですね。
椿の花は中央のおしべとめしべの部分がほとんど再現できませんでした。
ニワトリとアヒルは全体の線が細かったため、うまく3Dプリントできずボロボロになってしまいました。
原因はどちらも手書きイラストのサイズと3Dプリントのサイズが違うため出力できる線の太さを把握できなかったからですね。
むむむ。。。
さて、ここから再挑戦です。
①紙にイラストを描きます。
前回椿の花のほうが比較的綺麗に3Dプリントできたのでサインペンで描くことにしました。
3Dプリントする実寸サイズでネコのイラストを描きました。実寸サイズなので線の太さも把握しやすいです。
②パソコンに取り込むために画像データ化します。
ここは今回もデジカメを使いました。
③画像作成ソフトでデータを変換します。
前の工程まで色ムラのあった部分もきれいに補正されました。
④3Dモデリングソフトに取り込み、厚みをつけます。
今回も厚みは3mmつけました。
⑤3Dプリンターで出力
たのむ~!うまくいってくれ!
じゃーん‼
やったー!成功です!!自己満足ですがなかなか可愛くできた気がします(*´з`)
作業時間や出力時間の問題があるのでイベントとして楽しんでいただくためにはまだまだ越えないといけないハードルが残っていますが、「紙に描いたイラストをオーナメントにする」という課題はクリアできたのではないでしょうか。
さらにブラッシュアップしていつかイベントができたらいいな~と思っています。
もっと簡単にできる方法をご存知の方がいらっしゃいましたらお問い合わせフォームからこっそり教えてください!
3Dプリントを絡めたこんなイベントはできないの!?というご意見もお待ちしております~(‘ω’)ノ