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インターンシップ生が3Dモデリングにチャレンジ
こんにちは、ばってんtanakaです。
今年の夏はshrinkにインターンシップ生が勉強に来ることになりました。広島にある「広島国際大学リハビリテーション学部」というところから1名いらっしゃいました。学生が弊社を選んでくれて大変光栄です(*^^*)
「リハビリテーションで3D?」と思われる方もいるかと思いますが、実際いま現在、義手や義足また生活補助を行うその他の機器も3Dプリンターを使って製品開発を行うことは少なくありません。開発→造形→テスト→修正→造形という流れを3Dプリンターで行う事によって、今まで以上にスムーズかつスマートに完成形にもっていけるのです。
今回の実習生もゆくゆくは医療器具の開発をしたいとの想いから弊社を選んでくれたそうです。
せっかく来て頂いたからには、普段ふれることのない機械に沢山ふれてもらい、shrinkがどの様なことをやっているのか体験してもらいました。
↑3Dスキャンを体験する研修生。意外と大変なことを知り
「頭がくらくらします」と言ってました。貧血ぎみらしい。。。
・・・3Dプリンターもひと通り説明した実習6日目に一つ課題を提案しました。
8/30に熊本で「3DFES KUMAMOTO」という3D体験イベントが行われます。このイベントのメインでもある、 【3Dプリンターで造形したミニ四駆を走らせる】という内容にチャレンジしてもらうことにしました。
3Dモデリングから3Dプリンターでの出力まで使える時間はたったの3日間。すべて始めての経験ですが若い人は覚えが早くて驚きます。
ちなみにモデリングに使用したソフトは、商用利用でなければ無料の「Fusion 360」。こちらは今年の秋には日本語化されるためさらに使いやすくなりそうです。モデリング未経験の方にもお勧めですよ。
シャーシの部分は既製品で対応します。
ミニ四駆世代からかけ離れている実習生は「ダッシュ四駆朗」も知りません。組み立ても一苦労です。
――― イベント当日 ―――
会場は様々な3Dプリンターの展示やモデリング教室などで盛り上がってます。
じゃじゃん!!
↑こちらが実習生がモデリング&3Dプリント出力した「シュリンク号」。
オレンジのボディが眩しいです(笑)
出場者も強者ぞろいのようですね~。
いざスタート!タイムや見た目で競い合います。実習生も気合入ってます。
実際の走りっぷりがこちら↓
なんということでしょう!坂道が上れずにストップ(泣)
いや、坂道は見通しが悪い為、一旦停止をしたという可能性も。。。たぶんそれだ、きっと(-_-)
大会での優勝は逃したものの、ものづくりの楽しさと難しさを存分に知ってもらった数日間になったと思います。
シュリンクで経験したことが今後の彼の人生に少しでも役に立てば大変うれしいです。