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3Dプリンターの造形方式③

温かくなったり、寒くなったり、ラジバンダリ

 

なんなのさっ この優柔不断のお天気ちゃんは

さらに、今日は夜中に地震がありましたねー。怖かった~(´゚д゚`)

 

九州人はあまり地震慣れしてないから震度3ぐらいで、もうパニックですよね。

あれ?私だけですか。 ちなみにシュリンクスタッフは気づかなかったという人間も…。

 

さて前回お伝え致しました3Dプリンターの造形法②「光造形」に続きまして

今回ご紹介致しますのは

 

粉末固着積層造形

zpvx500

でございます。名前でもう嫌な感じでしょ?なんかややこしそうみたいな。(´Д`)

 

 

こちらの造形法も主に業務用として普及してます。私どもshrinkのフルカラー3Dプリンター

もこの粉末固着積層造形なんですよ。

 

こちらはどういう造形法かと言いますと

 

非常に細かい粉末を何らかの方法で固めることにより層を作って積み重ねていく方式です。

 

何らかの方法?アバウト~ (´Д`)? 何らかって何 何 何???

 

その何らかの固める方法についてですが、大きく分けて2つあります。

 

1 接着剤、結合剤で固める

2 レーザーなどの熱で溶かして固める

 

結合剤(バインダー)で固める場合↓

積層造形

 

完成した造形物は、付着している余分な粉末を除去したあとにコーティングの後処理が行われます。

 

 

熱で溶かして固める場合もしくみは、ほとんど同じでプリントヘッドの代わりにレーザーなどが使われます。

 

 

 

 

写真

粉末固着積層造形で使われる素材には

 

プラスチック

金属

セラミック

石膏

 

 

 

 

などがあります。

 

 

特徴ですが

写真 (6)

 

●素材によってはカラーでの出力が可能

●サポート材を必要としない(モデルの周りの粉末がサポート材の役目になる)

●使える素材が豊富

〇作られた造形物が壊れやすい物が多い

〇超精密な造形には向かない(試作品向き)

〇粉末タンクと造形ベッドが必要なためプリンターのサイズが大きい

 

などがあります。

 

以上これまでに3つの造形法をご紹介させていただきました。

 

いかかでしたか?

「へ~!」とまではいかなくても「ふ~ん。」とでも思っていただけましたら幸いです。

 

3Dプリンターの造形法は細かく分けるとまだまだ沢山の種類があるので

機会があればまたお話しいたしまーす。

 

余談ですが

フルカラー3Dプリンターのメイン機種は今まで素材が石膏のものでしたが、

早ければ今年の4月ごろには日本にプラスチック素材のフルカラー3Dプリンターが

お目見えのようです。製品の幅がどんどん広がっていきそうで楽しみですね。

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