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3D-Coatを使った和柄が立体的に浮き上がる髑髏の制作

 
全国1千万の髑髏好きの皆様こんにちは!スタッフのRです!
 今回は和柄が立体的に浮き上がる髑髏3D-Coatという3Dモデリングソフトを使って制作してみましたので、製作過程の様子をブログに上げたいと思います。
最初にベースとなる髑髏を3D-Coatでモデリングします。
私は球体などの基本形状から移動ツールを使って形状を変形させて写真や絵に形状を近づけることが多いです。
細かいところは盛り上げツールでスカルプトしていきます。
3D-Coatの素晴らしいところはZbrushのようなスケッチ感覚でボクセルデータを編集していけるところです。
ボクセルデータの為、Zbrushでは難しい複雑な形状のブーリアンも難なくこなせます。たま~に挙動がおかしい時もありますが(;^ω^)

あとで和柄を立体化するときにバラバラになってしてしまわないように本来の人間の骨構造では分離している顎部分と本体部分を一体化しておくことがポイントです。
次に桜の柄をペイントルームで髑髏に貼り付けます。
今回、右側は左側を対称コピーするので左側のみ和柄を貼っています。

その後、和柄を浮き上がらせたい部分をテクスチャーに沿ってボクセル層ツールを使用してマスクを行って行きます。

最後にボクセル層ツールでマスクした部分のみを押出します。
押出し後、メニューのgeometryから対称コピーを行います。
良い具合にマスクを行った部分のみが立体化されました!
制作した3Dデータを実際にナイロン素材で3Dプリントしてみました。
それでは出来上がった和柄の髑髏を動画でご覧ください!

実際の立体はやっぱインパクトありますね!(*´▽`*)