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セアカゴケグモをフルカラー3Dプリンターで造形

こんにちは寒い時期が続きますね。こんな日は猫のようにコタツで丸くなっていたいスタッフMです。
今回のブログは毒を持つセアカゴケグモについてです。

お客様からのご依頼によりshrinkではセアカゴケグモの特徴を多くの方に知ってもらうため、フルカラー3Dプリンターを使用してレプリカ制作を行いました。

セアカゴケグモはオーストラリア又は熱帯地方原産のクモで、日本には海外からの貨物等と一緒に国内に侵入してきたと考えられています。福岡市内では平成19年の10月に東区で初めてセアカゴケグモが見つかりました。その後、公園や小学校などいろいろな場所で目撃が増えています。
セアカゴケグモの特徴として毒をもっており、体長(胴の長さ)は約1センチ、全体的に黒色で、背面の中央部分に赤い模様があります。

※画像は実物
噛まれるとはじめは針で刺されたような痛みがあり、ゆっくりと痛みが全身に広がって強くなり、汗が出る・血圧が上がる・しびれる・呼吸困難などの症状がでます。
もし噛まれた場合は咬傷部分を温水や石けん水で洗い落して、できるだけ早く医療機関を受診する必要があります。

レプリカにはセアカゴケグモの大きさをより分かりやすくするために土台部分にスケールが付いています。

お子様がこのレプリカを見た後、もしもセアカゴケグモの実物を発見してしまったときに「あっ!これ危ない蜘蛛だ!触らないでお母さんに相談しよう」と思い出してもらえるとうれしいです。

セアカゴケグモ以外の生き物でも3Dプリンターを活用することによって、普段触れない生き物をレプリカという形で触れるようにすることや、危険な生き物を事前に知っておくことができます。ご希望のお客様は、ぜひshrinkにご相談下さい。