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格安!約1万円で作る3Dスキャナーに挑戦!(ハードウェア組み立て編)

3Dスキャナーは高価な機材と思われがちですが、
最近は格安で3Dスキャナーを誰でも自作できる時代になりました。

今回制作してみた3Dスキャナーは以前GIGAZINEさんのところで紹介していた「CowTech Ciclop」とほぼ同じものです。縦横10cm位の大きさのものを3Dスキャンする簡易的な3Dスキャナーになります。

CowTech Ciclop 3D Scanner
AliExpressという中国の品物を通販するサイトを使う事によってかなり3Dスキャナーの部品を安く購入する事が可能です。

AliExpressのサイトにアクセスして「3D scannner」等で検索をかけると
海外では今ならなんと100ドル前後の格安で3Dスキャナーが購入できてしまいます。
100ドル以下で送料込みの「Ciclop 3d scanner」を探しましょう。

AliExpress

決済はクレジットカードで行います。
約1万円で3Dスキャナーが買えるなんて良い時代になりましたね。ありがとう、AliExpress!
といっても、3Dスキャナーはバラバラの組み立て前の状態なので、
組み立てとソフトウェアやファームウェアのインストールは自分でやらないといけません。

それでは制作開始!
まずは送られてきた部品を確認します。
ちゃんと全部の部品あるかなぁ?揃ってなかったら中国の人に英語で連絡せなあかん(´・ω・`)

まずは、ステッピングモーターを土台に取り付けます。
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ベアリングを台に取り付けて固定ます。
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ステッピングモーターの軸にギヤを取り付けます。
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土台と台を合体させて、アクリル板を取り付ければ回転台の完成!
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次に本体と回転台をシャフトでドッキングさせます。
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レーザーを固定するアーム部分になるシャフトを本体に取り付けてレーザーをブロックにネジで固定します。
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レーザーをブロックごとシャフトに取り付けた後、配線を本体の中に通します。
その際、コネクターを外した方が配線を小さな穴に通しやすいと思います。
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本体に基板を固定して配線を繋ぎます。
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カメラにカメラを支える部品がついたままだと本体に取り付かないので、
カバーを外して隠しネジを外します。
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カメラを本体に取り付けて配線します。
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これで3Dスキャナーの本体はほぼ完成です!

ちなみに、3Dプリンターで作られている部品は部品の3DデータがThingverseで公開されているので
もし壊れても、3Dプリンターを持っていれば作ることができます。3Dプリンターって便利!
http://www.thingiverse.com/will1384/collections/ciclop-3d-scanner

キャリブレーション用シートをアクリル板に貼り付けます。
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土台部分にアクリルを取り付けて3Dスキャナーの完成!
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おつかれさまでした!もうすぐ「格安!約1万円で作る3Dスキャナーに挑戦!(ソフトウェア編)」
もブログにアップ予定ですのでお楽しみに。
はたして、格安3Dスキャナーは無事に3Dスキャンを行うことができるのでしょうか。