ブログ

ブログ

3Dスキャナー活用事例その①

0818iQOS

暑い、暑すぎる!毎日ビールを飲むことばかり考えて、仕事がはかどらないtanakaです。

みなさん↑これご存知でしょうか?今話題の電子タバコ「iQOS」です。

最近までコンビニでは入荷待ち状態が続くほど、売れに売れまくっている電子タバコなんです。
アメトーーク!ではアイコス芸人なんてものをやっちゃうほどですよ、すごいですね。
私はタバコを10年以上前にやめたので全く興味はないのですが、私の周りの友人が次々と普通のタバコからこのiQOSに乗り換えていってたので、彼らに3Dプリンターの素晴らしさを押し付けてやろうと思い「iQOSケース」を自分で作ってプレゼントする事にしました。
さて、どうやって作るかと言いますと、まずは寸法を測らないとケースというものは作れません、特に流線的な形状を測るのは一筋縄ではいきません。しかーし!3Dスキャナーがあれば、簡単に寸法を取得できます。

まずは実物を借りてきて3Dスキャニングします。

002
※上の写真はiQOSを撮影した時のものではないですが、こんな感じでスキャンします。

iqos01

iqos02

超高精細でスキャニングするのでボタンなどの細かい形状も完全データ化できます。

次にこのデータを編集ソフトで一回り太らせます。太らせたデータをケースデータとしますね。
あとはケースデータから元データを引けば超お手軽ケースの出来上がり。でもそれだけじゃイケてないので少しだけデザインの要素を入れます。タバコ→葉巻→葉っぱ という訳で葉脈柄に。「メロン(笑)」とスタッフに言われましたが、違いますよ葉っぱです、葉っぱ!

0820aicos

あとは3Dプリンターで出力ですね。この形状だとFDMのような造形方式ではサポート材が邪魔しちゃうのでサポート材のいらない3Dプリンターをチョイス。素材はナイロンにしましょうか、材料費が安価なので。

ポチッとな!

IMG_3558

はいこれ「しゃれとんしゃー」 ※博多弁でお洒落だねIMG_3847 IMG_3848 IMG_3849

友人も気に入ってくれて、めでたし めでたし。

3Dプリンターの素晴らしさをしっかりと押し付けてやりました。

思いついてから数時間で3Dデータが完成。弊社パーソナル機で出力すれば、その日に実物が完成なんてことも。
ものづくりのスピード「バリはや」です。

ではまた。